告白して保留された場合の成功率。恋愛の告白は甘くはないが…
勇気を出して告白したのに『考えさせて』とか『今すぐに答えを出すことができない』とか『今は仕事に集中したいからちょっと待ってて』とか、色々理由を付けられて保留にされてしまうと、待つ側としてはストレスフルではないでしょうか!?
『相手も事情があるし仕方ないよね』と頭ではわかっていて受け入れても、不安が募ったり気になってしまったり。ますます相手のことを考えてしまったり。
今回の記事では告白して相手に保留された場合の成功率や、保留する側の心理、早く答えをもらうための対策などをご紹介します。
告白して保留された場合の成功率
告白して保留にされてしまった場合、OKか、そうでないかの可能性はフィフティーフィフティーでしょう。
相手も『好きで好きで仕方ない!!』という状態なら普通は即答でOKします。
それに、付き合えない(NO)と思っているなら、よほど自分の立ち位置を考える方以外は普通『早く答えるのが誠実だろう』と判断し、すぐに返答するものです。
それでも保留を選んだ・・・
そこには即答できない理由が潜んでいます。
即答できない理由は『自分のため(利己的な理由)』『相手のため(利他的な理由)』『気持ちがわからない(そもそも答えを出せずに告白された側も悩んでいる)』という3つのカテゴリーに分類できます。
3つのカテゴリーに分類できても、告白した側は告白された側ではないので『相手の背景はどれか?』とは、なかなかわかりづらいと感じるのではないでしょうか。
しかしよくよく行動や言動を思い返したり、見ていったりすると何となく『背景はこれかな?』というのは感じ取りやすくなります。
背景がわかれば対策もしやすいです。
何か行動を起こしたほうがいいのか、ただ待つほうが近道になるのか。
それを知るためにも、以下で詳しく確認していきましょう!
告白は甘くはない?保留は我慢すべし?催促していいの?
保留にされるとストレスが溜まるという方もいます。
特に日頃から顔を合わせる関係だと、意識する機会が多いからストレスを感じやすいようです。
曖昧な関係に白黒つけたい!というとき、『早く返事してよ』と催促していいのかというと、相手の性格によっては一度くらいはOK、相手の性格によっては辞めたほうがいいです。
相手がサバサバしていたり元々他人に対し丁寧なタイプだったりするなら、聞けば『わかった』と早く答えを出すこともあるでしょうし、答えを出せないときは『もう少し待って欲しい』と言ってくれるでしょう。少なくとも進捗状況は把握できるのでストレスを軽減しやすくはなります。
しかし中にはたった一度でも催促することにより、引いてしまう層もいます・・・。
催促しても大丈夫そうな相手だとしても、できるかぎり『催促してるんですよ感を出さない』ほうがいいです。
『返事はまだしなくてもいいけど、ごはんでも行かない?』とサラリと誘うことで、あくまでも返事を聞こうとしている態度ではないものの、結果的に相手が早く答えを出さなきゃという方向に持っていくことができます。
返事の聞き方
返事を聞くとき(今回返事をくれるのかなという対面のときや、返事をくれるかは定かではないけど一緒に過ごしているときなども含む)は聞き役に徹するのがいいでしょう。
保留しているということは何かしらの理由があるわけなので、そこを追及せずに聞き役(友達として相談に乗るイメージ)で接すると相手の心に入り込みやすくなります。
特にこれは『上手く付き合っていけるだろうか?』と悩んでいて保留しているというタイプには有効です。
聞き役になることで相手は安心感を覚えて、信頼してくれるのです。
保留にされているうえで会ってもらえるのであれば、嫌われている可能性は低く、他の理由で保留していると考えるのが自然です。
嫌われている可能性が低いなら、心に寄り添う&入り込むことで相手の迷いを消していける可能性があるのです。
保留にしてくる相手の心理と理由とは
告白って早く返答するのがマナーだと考える方が多いのではないでしょうか。
だって結果はどうでも、待たされている間、待っている側は宙ぶらりんで落ち着きませんよね?
保留にしている側は待っている側の時間を黙々と奪ってしまっているのです。
だから早く返答してあげるほうがいいといえばいいのですが、それでも保留・・・というのは時々巻き起こること。
いったいどういう心理や理由が影響しているのでしょうか。
以下で見ていきましょう。
1、好きの種類や元恋人への気持ちなど結論を出せずにいる
嫌いなわけではないけど、恋愛対象として好きか判断できかねている・・・というのは、保留の理由でよくあることです。
『恋愛対象として好きでなくても、嫌いでなければとにかく付き合ってから考えよう!』という層もいますが、『それでは相手に失礼だから恋愛対象として見れたら付き合う』とか『恋愛対象としか付き合えない』という考え方をする層もいます。
恋愛対象という方向性にぴったり合致した相手としかお付き合いできない方は、自分の気持ちがわからずに保留にしてしまうことがよくあるのです。
そしてもう1つは、付き合いたい気持ちはあるけど元恋人が忘れられない・・・という理由。
恋愛は引きずるタイプは本当に引きずります。
『別に引きずっていようが元恋人は過去なので、新しい相手に集中すればいいじゃん』という考え方もありますが、ここでも『こんな気持ちで付き合ったら失礼』という理由が絡んでくるケースが多々あります。
また、元恋人とよりを戻せるかもしれない、元恋人には振り向いてもらえないのはわかっているのに恋している・・・みたいな状況もこの世には存在します。
告白して保留にされた側だって相手のことが好きだから告白したということ。
このケースでは多少なりとも脈を感じていたり交流関係があったりしたから告白できたという方が多いです。
しかし元恋人に思いを寄せている系の状況は、相手にはそっぽを向かれているケースも発生しやすいので・・・
まあ、どこかで自分が傷つかないようにというか、自分を守るために保留を選んでしまうことだってあります。
条件は一致していても、上記でご紹介したどれが背景にあるのかは個人によって様々です。
しかしよくよく話した内容とかを思い返すと『こういうことかな?』とわかることもあるのではないでしょうか。
このタイプを保留からOKにしていくのは、話を聞いてあげて安心感を持たせてあげることと、あとは楽しい時間を共有することが大切です。寄り添う系のスタンスで接したほうがいいでしょう。
2、他にも候補がいる
他にも告白されている、告白はされていなくても定期的に遊ぶ友達以上恋人未満の相手がいる・・・
そういうケースでも告白は保留にされてしまいます。
他にも候補がいる・・・競争心がメラメラするならどんどんアプローチして自分に目を向けてもらえるように目指すのもいいですが、世の中には他にも候補がいて結論を出せないことを優柔不断と判断して、急に熱が冷める方もいます。
『他に候補がいてもいい、アプローチする!』という意欲があるならグイグイ押してみるのもありではないでしょうか。
3、勇気を出せないでいる
過去に恋愛でトラウマを抱えている層や、過去に恋人に裏切られた経験がある層とか・・・勇気を出せないために告白に返答できないというケースもあります。
このケースは心の扉をこじ開けさせるのが難しいです。
何故なら、警戒心が非常に強いから。
『君のことを守る』とか『絶対に裏切らない』とか言われても素直に喜べなくなっているどころか、疑心暗鬼になってしまうわけです。
このタイプに保留にされた場合は、一定の距離で近くに居続けて、信用してもらえるまで友達以上恋人未満の関係を続けていくことが必要になるかも・・・。
アプローチでどうこうするのは難易度が高いタイプです。
ということで待つことが苦手だととてつもなく大変な相手になる可能性があるわけですが、視点を変えれば恋愛のトラウマで保留にしているなら、新しい恋人には優しい可能性があります。
傷ついた経験がある=人の痛みがわかるということ。
だから付き合えば誠実に接してもらえて大切にしてもらえる可能性が高いのですね。
待つことが無理という感じではないなら、根気よく様子を見てみるのもありかも?
4、恋愛に奥手さん
恋愛に奥手で恥ずかしくて答えられない・・・そんな少女漫画のような奥手な存在も案外いるものです!
奥手さんとの関係性にもよりますが、いいムードなら少し待ってあげると相手から近寄ってくる可能性が高くなります。(※あくまでも本当に奥手さんの場合ですよ!)
5、キープとして見られている(肉体関係がある場合要注意)
たちが悪い理由の1つが、キープとして見られているというものです。
他に意中の異性がいるんだけどそっちと上手くいかなかったら都合が悪いからとりあえずキープしている・・・というやつです。キープ扱いされている身としてはそんなことに気付いちゃったらストレスフルなので隠し通して欲しい理由ではあります・・・。
これ、一番注意しないといけないのは告白前から肉体関係or告白保留期間中から肉体関係を持っている場合です。
成人しているなら付き合っていなくても肉体関係を持つなんて珍しくありませんが、自分のことを好きだと言っている相手に告白の返事もせずに肉体関係に誘惑してくる・・・それって客観的に見ると高い確率で『遊ばれている』といえます。
普通真剣に考えていたら、せめて告白の返事をするまでは肉体関係を持たないようにするかとか色々考えるはずです。
『返事が保留なのにまたエッチに誘われた・・・』そんな状況でもしも心が苦しんでいるなら要注意。本当に相手は素敵な異性か、本当に自分はこのままでいいのかと冷静になるべしです。
6、告白保留されてうれしいと思うのは勘違いなの?
告白して保留される=脈ありだと判断し、とりあえず喜ぶ層もいるようです。
だって嫌ならさっそと断るだろうに、保留ということは少なくとも迷っている、考えている=脈ありでしょ
という考え方です。
実際そういう感じで脈ありのケースも多々あります。
しかし相手が気持ちを整理できていない(自分の感情に気付いていない)とか、寂しいとか、そういう理由で保留にしているときは、脈ありとはいえないのです。
脈ありではなくても嫌われていなければ挽回できるというポジティブ思考な層もいるでしょう。
ただ、最も喜ばしいのは告白して即座に返答してもらえるケースです。保留は確かに脈ありに通じているかもしれない、だけど喜んでしまうとガッカリする可能性も秘めているのです。
マッチングアプリで告白が保留された理由
マッチングアプリで出会った相手に告白を保留された場合は、他にも候補がいて迷われている可能性が高いでしょう。
人にもよりますが、マッチングアプリで恋人を探すとき複数人と同時進行でメッセージをしたりごはんに行ったりするケースは珍しくありません。
マッチングアプリ=恋活や婚活前提の場
マッチングアプリで出会ってデートまでしている=互いに異性、恋愛候補として見ていることが前提
デートしているのに告白を保留される=他にも候補がいる
というのが自然です。
とにかく待ちつつ、気晴らしに出会いを求めにいくのもいいかも。ただ、マッチングアプリ内で出会いを探そうとすると相手も使っている場合バレる可能性があるので、そこには注意が必要です。
クリスマスに告白保留された!
クリスマスにデートしていて告白を保留にされた場合は、理由に耳を傾けてみましょう。
『クリスマスに1人で過ごすのが嫌で誰でもいいから一緒にいたかっただけ。でも恋愛対象としては見てないの』という理由かもしれませんし『元恋人のことがまだ引っかかっている部分もあって、誠実でいたいから気持ちを整理したい』のかもしれません。
クリスマスにデートしているなら、理由を聞けば大抵の場合答えてくれるでしょう。
相手はどうしたいのか、しっかり聞いてあげて、待って欲しいというなら待ってあげる。友達として好きなのか恋愛として好きなのかわからないということであれば定期的にごはんや遊びに行き、付き合いの中で判断してもらうように持っていきましょう。
保留期間にラインがくるのはどういうこと?脈あり?
保留期間中のはずなのに相手からラインが来た場合、少なくとも嫌われてはいないというか興味を持たれています。
ただ、自分勝手な寂しさを埋めたい=好きではないけど利用している可能性もあります。
保留期間中にも関わらず妙に軽いテンションでラインを送ってくる(何事もなかったかのように軽いテンションのラインを送ってくる)タイプには要注意。保留にしたことすらなしにしてとりあえず都合の良い関係にしておこう(自分がモテてる感覚を味わうためにも)という可能性もあります。
保留にする女性
保留にする女性は、性格にもよりますが、特に遊び人や相手をとっかえひっかえしているタイプではなさそうなら、他にも候補がいて迷っているか、元恋人を忘れられなくて・・・というある意味真面目な理由が多いでしょう。
遊び人っぽい女性だと遊び人っぽい男性と同じで都合の良いようにキープしている場合もあるでしょう。
つまり、相手の性格によって変わる可能性はあるのですが・・・
ただ、女性の場合は『好きではないけどフッたら1人になって寂しいから』とか『話を聞いてもらえる相手を失いたくないから』とか、利己的な理由で保留にしてくる甘えたな層もいるので・・・見極めを行いましょう!
女性は男性よりも『孤独』『依存』『肯定して欲しい』的な理由で相手を切らない層が多めの傾向です。
保留にしてくる相手をその気にさせる方法
保留にしてくる相手を脈なしに近い状態からその気にさせるなら・・・まずは理由が『嫌われている』ではないことが前提に必要ですが、基本的には寄り添ってあげることが大切です。
イライラしても『早く答えろよ』みたいな圧をかけてはいけません。
まずは相手の気持ちを聞き出し原因を探る
まずは相手がどうして保留にしているのか聞き出しましょう。
『まだ返事ができないならしなくていいから、ごはんに行かない?』とカジュアルに誘ってみましょう。ごはんにも来てくれないならちょっと脈ありに持っていくのは難しいです。
しかしごはんにきてくれるなら脈ありにしていけるチャンスもあるでしょう。
原因ごとにコミュニケーションでカバー
他にも候補がいる⇒自分と過ごすと楽しいよということをわからせるため、一緒に過ごす時間を楽しくする
元恋人が忘れられない⇒待てるなら待つといいつつデートを継続
恋愛にトラウマがある⇒辛かった話を聞いてあげて肯定しつつ、自分はそうはならないと根気強くアピールし、一緒に過ごす時間を継続して持ち続ける(相手が信用してくれるまで寄り添う)
友達だと思っていたから漠然と不安⇒デートという形で過ごす時間を増やす
友達としての好きか恋愛かわからない⇒デートという形で過ごす時間を増しつつ、異性として見られない部分を確認し解消していく
原因ごとにやり方は変わってくるでしょう。
しつこくしすぎないことが大切
どの原因、どのやり方になるとしても大事なのは圧をかけすぎないこと。すなわちしつこくしすぎないことです。
迷っている段階で『ねえねえ、答えまだ?』『ねえねえ、何で返事くれないの?』と頻繁に尋ねられると、脈ありだったとしても『面倒くさいな・・・』と感じられてしまう可能性ありです。
そもそも相手がさっさと答えてくれたら聞く必要はないのですが・・・それを言ってしまうと人間関係にヒビが入りそうなので、大事なのは精神的に余裕を持って対策していくことです。
大変かもしれませんが、これも社会勉強と受け取り、対策を取っていきましょう。
保留期間中に冷めることもある
保留期間中に保留にされた側の熱が冷めることもあります。
そしたら正直に伝えましょう。
仮にOKされても上手くいく可能性が下がるからです。
ただ、付き合えば熱が再燃しそうなら、冷めても待つ選択もありです。
保留期間にデートに誘っていいものか?
保留期間中でも、相手が『保留期間中はデートできない』と言っていないならデートに誘っていいでしょう。
デートしている時間は無理に返答を求めようとせずに、楽しいデートの雰囲気、相手の話を聞いてあげるデートを心掛けて地道に距離を縮めていくといいでしょう。
保留期間に自分の心を安定させる方法
告白の保留期間、ストレスを感じる方は感じます。
もう本当に早く返事をくれよ・・・と、感じる方もいるでしょう。
しかし感情的になって相手に早く答えてと怒ってしまうと関係に影響を与える可能性があるので・・・
あくまでも精神的な余裕は保ちましょう。
心を安定させるには、相手のことが好きなら思いやるべき、利己的なのは恋愛ではないと受け入れてしまうことです。
恋愛は与えることと与えてもらうことの両方が必要ですね。
保留期間は相手に与える時間なのだと受け入れましょう。
それでもストレスが溜まるなら・・・同性の友達と遊ぶのもいいでしょう。
『まとめ』告白の保留はまだ可能性がある
今回の記事では、告白を保留にされる理由や対策について解説しました。
告白を保留されてしまった場合、理由は相手によって様々です。一見関係なさそうな話題でも、相手の話をよくよく聞くことで保留にされた理由を掴みやすくなります。
恋愛において保留から脈ありにしていくにも、良い関係を維持するにも、とにかく『相手の話を聞く』ことが大切になります!